キャラクター
名前：神代美耶子出典：SIREN
年齢：１４歳
職業：神の花嫁
呪われた村と悲劇の少女
日本のとある山奥にある羽生蛇村。その神代家の次女である美耶子は、生まれたときから「神の花嫁」となるべく育てられてきました。生来の盲目と神代に伝わる呪いの力、周囲の環境など、彼女が世間を知らずに歪んで育ってしまったのも仕方ないでしょう。
しかし、その中でも儀式から逃げ出し、運命に抗う力強さを彼女は秘めている。
そんな中に出逢うことができた、村外の人間である須田恭也。
とても短い付き合いだったとはいえ、お互いに何か感じるものはあったようです。
どうあがいても絶望の状況で恭也に出逢えたことは、彼女の悲運の中で唯一にして最高の出来事だったのかもしれません。
二人が約束を交わす場面は、薄暗い森や廃墟が舞台の今作では屈指の名シーン。
まあ、そのまま現実世界へ帰還せず異界ジェノサイダーとなった恭也がどうかは分かりませんけど。……ハワード？ そんな人は知らん。
本来は邪魔になる同行者、しかし
ゲーム的にいえば、彼女はいわゆる「同行者」として登場します。プレイヤーが直接操作することはなく、須田恭也の後ろをゆっくりと付いてきます。
当然彼女が死んでもゲームオーバーなので、本当は一人の方が気軽ではあるのです。
（特に美耶子は盲目のため、誘導するのが少し難しい）
プレイヤーはなんとか逃げれても美耶子が逃げ切れずゲームオーバー、という場面も多々あるでしょう。
勝手に逃げ出して訳の分からない場所に隠れている同行者に苛つきを覚えた御仁も多いのではないでしょうか。……いやいや彼女は彼女で好きなんですけどね。
……しかし、そんな問題点はどうでも良くなるほど、美耶子は可愛いのです。
彼女からわざと一旦距離を取り、近づいたときの反応。
可愛い。
段差を登ろうとするときの反応。
可愛い。
晴海からもらった人形を落としたときの反応。
可愛い。
……そう、難易度などプレイヤーの腕次第でなんとでもなります。
それよりも、こんな可愛い美少女と野山を散策できる喜びを噛み締めましょう。
ＪＫとお散歩するだけで金銭を要求される昨今。
美耶子に罵られながら連れ歩けるマップがもっと増えてくれないでしょうか。
担当：N
